最近は「足の爪相談会」に参加させていただく機会も増え、同じ会場で何度か顔を合わせることで安心していただけたのか、おかげさまで近頃は途切れることなく多くの方のお爪をケアさせていただいています。
活動を続ける中で、爪ケア技能者として強く感じることがあります。
それは、「まず靴下を脱いで足を見せていただくまで」が、とても難しいということです。
家族でもなく、医師でもなく、公的な立場の人でもない私に足を見せることは、もしかすると突然すっぴんを見せる以上に抵抗のあることなのかもしれません。
そんな中で勇気を出して見せてくださった足元には、「爪を切ってほしい」というご依頼とは別に、放置してはいけないトラブルが見つかることがあります。
先日は、ご本人から見える位置にある指の間の皮膚が乾燥して荒れていました。しかし、正面にいる私からは、その炎症が足裏まで広がっている様子が見えました。ご本人は痛みや違和感がないのか、あまり気にされていないご様子でした。
私は医療従事者ではないため、医療行為はできません。皮膚トラブルのある部位やその周辺のケアは行わず、速やかに皮膚科やかかりつけの医療機関の受診をおすすめしました。
お話を伺うと、その方は糖尿病のお薬を服用されているとのことでした。
糖尿病のある方は、小さな傷や皮膚トラブルが重症化しやすいことがあります。そのため、不安を必要以上に与えないよう配慮しながら、「早めに治療を受けることが大切です」とお伝えしました。
次にお会いする時には、きちんと受診され、安心して過ごされていることを願っています。
そして、ご本人だけでなく、ご家族にも「足や爪を定期的にチェックすることの大切さ」が伝われば、とても嬉しく思います。
今回は爪ケア技能者として行ったケアのご紹介ではなく、「足の爪ケアが健康を守る第一歩になる」ということをお伝えしたくて、このお話を書きました。
足は毎日私たちを支えてくれる大切な存在です。
だからこそ、爪だけでなく足全体にも目を向けるきっかけになれば幸いです😊